備えておきたい!「認知症介護」の注意点

認知症のかたの接し方とは?

備えておきたい!「認知症介護」の注意点 class=
認知症のかたの介護や接し方を学ぶことは、平均寿命も高く高齢化社会の日本ではとても大切なことです。認知症を発症すると、何度も同じ事を言ったり聞かれたり、すぐに忘れてしまったり外に出ていってしまったりと、発症する前には考えられないような行動をするようになります。まず大切なのは、発症してしまったら、その言動を強く怒ったりきつい言葉を言ったりしないことです。認知症だからすぐに忘れるから何もわかっていないから大丈夫、と怒ってばかりいると症状が進行してしまうことが多くあります。認知症のかたは、周囲のかた以上に自分自身、とても不安に感じているかたがほとんどなのです。
また、症状が出始めたらなるべく普段と変わったこと、例えば旅行や引っ越しなどは避ける方が良いです。普段と違うことをすることで、症状が進行してしまうことも多いのです。また、旅行先などで突然どこかに行ってしまう、ということがあれば大変です。
症状を進行させないためになるべく普段と同じ生活をすることが理想です。

認知症介護の心構えは?

自分の親や身内のかたも、いつ認知症を発症し、介護が必要になるかわかりません。発症してから焦らないようにしっかり認知症に対する知識をもち心構えしておくことが大切です。
まず認知症のかたを介護するのはとても大変に感じることです。終わりのない介護生活に疲れてしまうこともあるかもしれません。確かに周りも大変ですが症状が出始めたら患者さんは、日々色々なことがわからなくなり、とても不安に感じているのです。動けない自分に苛立ちを感じているかたも多いのです。ストレスを感じると認知症の症状は進行してしまうことが多いので、なるべく楽しく毎日を過ごせるようにしなければいけません。そのためには介護するかたもストレスをためないことが一番です。
認知症はいつ突然発症するかわかりません。突然の変化にしっかり対応できるように、正しい知識や情報をもち、きちんと心構えしておくことが必要になります。

認知症のかたの食事は?

認知症のかたの介護 をするなかで、毎日の食事はとても大切です。
認知症のかたは、食事を食べたことを忘れてしまい、自分だけ食べさせてもらえていないと思ってしまうこともよくあります。きちんと食事を作り食べさせているのに、ご飯はまだか?と何度も聞かれたり、俺には食事を食べさせない、と言われたりすることもよくあります。しかし、言われるのが嫌だからと、何度もご飯を食べさせてしまえば、病気になってしまいます。認知症のかたは、なるべく脂肪の少ないあっさりとした薄味のものが理想的です。食べたことを忘れてしまわないように、食べているときにその内容について楽しくお話ししたり、会話しながら食べたりすると効果的です。
認知症を発症してしまったら、まずは薄味を心掛け、毎日沢山会話しながら食べることを楽しむことが大切です。なるべく進行させないように、毎日の食事を工夫していきましょう。食べる内容によって症状が大きく変わることもよくあります。

認知症のかたの入浴は?

認知症のかたの介護の中でもとても体力を使うのが入浴介助です。お風呂が好きなかたなら良いですが、お風呂に入りたくない、と毎日あばれるかたも中にはいます。そういうときは無理に毎日入れる必要はありません。入浴は入れるほうも入るほうも体力を使うものです。嫌がる場合は2日に1回、3日に1回くらいでも大丈夫です。
しかしお風呂はやはり入らないわけにはいかないので、お風呂も楽しく気持ちいいと思わせることが大切です。食事と同じく、入浴中もなるべく会話しながら、お風呂を好きになってもらうとお風呂の介助はとてもやりやすくなります。
また、認知症のかたは普段と違うことをすると不安になることが多くあります。お風呂のときも毎日時間や曜日を決め、同じように入浴させるほうが、症状を進行させずにすみます。
お風呂に、スムーズに入ってもらうためには毎日楽しく会話しながら、時間や曜日を決め楽しくお風呂に入ることが大切です。

この記事を書いた人

株式会社日比谷花壇 
フューネラルプロデューサー
金澤 和央(カナザワ カズオ)
あわせて読みたい