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オハナクラブでは毎月、その月にまつわる花についてご紹介します。その月にきれいに咲く花、店頭で手に入りやすい花、誕生花や花にまつわる記念日等、贈り物や亡くなった方へのお供えの花を選ぶときに参考にしてみてください。
8月になると気温もあがり、部屋でお花をきれいに保つのが難しい季節となります。特に近年は猛暑が続き、私たち人間にもこたえる日々が続きます。花がないとなんだか落ち着かないけれど、夏は枯らしてしまうから買わない…という方も多いかもしれません。この記事では、暑さに強くて夏でも元気に生きていけるお花や、ドライフラワーに最適なワイルドフラワーなどを紹介します。
※記事の中で花言葉をいくつか紹介していますが、花言葉には諸説あります。 参考程度にお読みください。
夏にも元気に様々な色で花を咲かせるお花です。日本では「百日草(ヒャクニチソウ)」という名前でも親しまれています。南アメリカ大陸の暑いところが原産の花なので、暑い夏でもお手入れを怠らなければ1週間くらいは元気に咲いてくれます。茎が空洞でよく水を吸い腐りやすいので、お水は少なめで生けるのがコツです。
6~8月に旬を迎えるお花です。自然界ではめずらしい青みの強い色が魅力的です。ドライフラワーにもなりやすく、水を換えるのが大変な時や家をあける時は逆さに吊ってドライフラワーにするのもおすすめです。アザミの仲間は肌に触れるとかぶれることがあるので、肌が弱い方はお気を付けください。
南アフリカを原産とするワイルドフラワー(ネイティブフラワー)です。暑いところで生まれた花なので、夏でも元気に長持ちします。またドライフラワーにして長く楽しむのもおすすめです。その名の通り、針山のような花姿がとても印象的で、家に一本あるだけでも存在感を発揮してくれます。
日比谷花壇のお葬式では、毎月おすすめの切り花、枝もの花材をご用意しております。お葬式の装花や、献花、出棺前のお別れ花にご利用いただけます。お葬式に季節のお花を使うと、1年2年と年がめぐったときに、花屋の店頭で、道端で、故人さまやお葬式のことが偲ばれます。
7月に引き続き、ヒマワリとユリをおすすめしています。この二つのお花は、この時期に花屋で簡単に手に入れることができます。またひまわり畑の観光なども行われる時期です。ヒマワリを思い出の花の一つに加え、ご自宅の供養スペースなどに飾れば故人さまが偲ばれ、よい供養になります。
ドウダンツツジは店頭でも大変人気の枝ものです。日比谷花壇のお葬式では4月から10月の枝ものアレンジはドウダンツツジでご案内しております。キイチゴも7月から続けてご案内しております。「ベビーハンズ」という名前で店頭では花束などで使うグリーンとして親しまれています。8月にご案内のユキヤナギは、冬から初春にかけて小さな白い花を咲かせる枝ものです。夏にはさわやかな葉をつけた姿でお目にかかれます。すらりと枝が伸びた姿が印象的な植物です。
「宮古島あかばなぁ(ハイビスカス)産業化協議会」が2019年に制定しました。ハイビスカスの旬の時期と、「8(ハ)月 1(イ)日」の語呂合わせで制定されています。”あかばなぁ”とは、沖縄の言葉で「ハイビスカス」を意味します。
花の日としてさまざまなところでキャンペーンが打たれますが、記念日協会によって制定されているのは「花文化の日」です。NPO法人「花文化を無形文化遺産に推める会」が2018年に制定しました。「8(ハ)月 7(ナ)日」の語呂合わせで「花の日」と親しまれています。同じ理由で花文化の日と定められています。
多くの土地で、8月中旬はお盆として知られています。ご先祖様たちが、私たち生きているものが住んでいる世界へ戻ってくる期間とされ、盆飾りなどでご先祖様を迎える準備をします。こちらの記事では、7月盆と8月盆のことやお盆の準備、お盆の飾りにおすすめのお花を紹介しています。お盆が7月の地域と8月の地域があるのはなぜ?|オハナクラブ>>
毎日のお供えに、月命日だけのお供えになってしまったけれど、節目の法事に飾る花を…様々な理由で、お悔やみの花を用意することがあると思います。お悔やみのお花に厳しいルールはありません。基本的なルールとともに、8月のお供えにおすすめのお花を紹介します。
・色亡くなってから四十九日までは白のみ四十九日を過ぎてから一周忌まで白とグリーン一周忌が過ぎてからは淡い色を差し色にいれる
・気を付けること仏教では殺生を連想するものを避けます。具体的にはバラのようなトゲのある植物や、ヒガンバナのような毒のある植物を避けます。また、ご自宅にペットがいるご家庭に花を贈る場合も注意が必要です。ユリや球根類はペットにとって猛毒で、生けられているお水を口にするだけでも死に至る場合があります。毒のない植物を選んで贈るとよいでしょう。
色や種類の慣習は、気にしすぎる必要はありません。
南国で生まれたランの仲間で、暑さにつよく丈夫なお花です。ハワイの「レイ」に使われる花としても有名で、華やかな雰囲気があり、様々な色のデンファレが出回っています。比較的安価で手に入るので、何本も束ねたものを一つの花瓶に生けると華やかになります。寒さと乾燥に弱いので、冷房の風が直接当たるようなところは避けて飾ります。
反り返った花びらがスカートのようでかわいらしいエキナセアは、暑さに強く乾燥に弱いお花です。また、花びらの部分が落ちてしまっても、中心の盛り上がった部分がさらに長持ちし、ドライフラワーにすることもできます。たくさんの色や形のエキナセアが出回っており、特にはっきりとした色のものは花瓶に一本いけられているだけでも夏らしさを演出してくれます。
日比谷花壇のお葬式のコラムでは、花とお悔やみにまつわる記事を多数ご用意しております。お供えの花、お悔やみの花を選ぶ際の参考にしてみてください。
亡くなった人をお花で供養するのはどんなとき?|日比谷花壇のお葬式>>仏花・お供えの花の飾り方|日比谷花壇のお葬式>>ペットが亡くなった時に供える花|日比谷花壇のお葬式>>カテゴリ|葬式の花の知識|日比谷花壇のお葬式>>(日比谷花壇のお葬式サイトへ移動します)
一年の全ての日には「誕生花」があります。色々な説があり、ご紹介するもの以外にも誕生花として設定されているものもあります。由来の多くはギリシャ・ローマ神話で、その神話に関係ある花とその日付を結びつけて贈り物の花を選んだ文化が「誕生花」として残っているようです。ここではいくつかご紹介いたします。
街中の花壇でもよく見かけ、初夏から秋の終わりまで花を咲かせます。花言葉は「燃ゆる思い」。地植えでは花言葉の通り赤い品種が印象的ですが、花屋では紫色の切り花をよく見かけます。
夏といえば思い浮かべるお花の代表といっても過言ではないハイビスカスは、8月24日の誕生花です。アオイ科の花で、あたたかい地域に生息しています。マレーシアでは国花、アメリカ・ハワイ州では州花としても親しまれ、沖縄県の南部では故人を弔う花として植えられることもあるそうです。
参考:365日の誕生花・花言葉・由来について|ヒビヤカダンドットコム(日比谷花壇が運営する通販サイトに移動します)
茎の切り口からバクテリアが発生します。暑い夏は、花瓶の中でバクテリアが繁殖しやすく、花が枯れる原因になります。夏は1日に一回水を換えることで、バクテリアの繁殖を防ぎ、花が長持ちします。店頭で切り花を購入するともらえるお花の長持ち剤も適切な量を守って併用することで、バクテリアの繁殖を防ぐことができます。
花瓶の内側を触ってぬめりを感じたら、食器用洗剤とスポンジで洗います。(花瓶の素材にあったものをお使いください)せっかく水を換えても、花瓶の内側に汚れが残っていると、花が早く枯れる原因になります。
夏に限ったことではありませんが、水に浸かる部分にある葉は切り落とします。葉から腐って、茎全体の腐敗がはやく進行してしまいます。また、葉を落とすことで花に十分に栄養がいきわたるので、元気に長持ちします。
私たち人間が心地よいと感じる環境は、植物にとっても心地のよい環境です。・風通しが良い・直射日光が当たらない・エアコンの風が直接あたらない・気温の変化が少ない
部屋の中でもこのような条件がそろっている場所に置くことで長持ちします。夏は水が温まってしまうことも気になるかもしれませんが、冷たすぎる水も植物にはあまりよくありません。
暑くなると花を買うことを控える、という方も多いかと思いますが、夏も工夫次第でご自宅にお花を飾ることを楽しめます。暑い土地からやってきた花は比較的暑さに強く長持ちしますし、水をこまめに換えることで雑菌やバクテリアの繁殖を防ぎ、花が長持ちします。また、どんなお花もエアコンの風が直接当たらない場所に置くようにしましょう。暑すぎて気分も上がらない夏は、元気なお花に力をもらって乗り切れそうです。
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