おさえておきたい!【お墓のお供え】基本マナー

先祖を思いやるお墓のお供え基本マナーとは

おさえておきたい!【お墓のお供え】基本マナー

先祖を思いやお墓参りは亡くなった人と出会うことが出来る場です。今、私がいるのはあなたのおかげですという感謝の気持ちを表しながらお墓参りをすることがキーポイントになってきます。

お墓参りする際、掃除用具と一緒に持って行きたいのがお供えものです。線香やろうそく、お花やお菓子などのお供え物が一般的です。線香やろうそくにも様々な種類がありアロマ効果のあるものや可愛らしい柄のものもありますので故人が好みそうなものをお墓に持っていくと喜んでくれることでしょう。

基本的にお供え物は持ち帰ることが基本的マナーです。カラスに荒らされてしまうことがありますので持って来たものは持ち帰りましょう。線香、ろうそくの火の始末もしっかりしましょう。お墓参りで出たゴミもお供え物と一緒に持ち帰るのが先祖を思いやる感謝の気持ちに繋がります。

残された家族と故人との絆を確かめ合う場ですから、お互いにマナーを守り優しさを持って行動していきたいものです。

お盆の時期のお供え物のマナー

お盆の時期のお墓参りは地方によって違いますが大体は7月15日から旧暦の旧盆の時期に墓参りをします。全国的に多いのは8月15日の月遅れ盆です。

夏のお墓参りに欠かせないお供え物として挙げられるのは盆菓子、団子、果物、花、飲み物です。

盆菓子は砂糖で作られたお菓子でスーパーや仏具店などでお盆の時期になると盆菓子として販売されています。また、お団子もお盆の時期になるとスーパーなどで販売されていますので故人が好きだったお団子をお供え物に選ぶのも良いでしょう。

果物はメロン、ミカン、桃などをお供えするのが一般的です。故人が好きだった果物がある場合はそちらをお供え物にしても良いでしょう。

ホオズキ、菊、ハギなどお盆の花を供えるのが一般的です。お花屋さん、スーパーで購入出来ます。

お墓に供える飲み物はジュースやお茶が一般的ですが、故人がお酒好きだった場合はコップにお酒を入れて供えれば故人が喜んでくれそうです。お供え物を供えたら持ち帰ることが基本的マナーです。

お彼岸のお墓参りに供えたいもの

お彼岸は年に二回あります。春分の日を挟んだ前後一週間と秋分の日を挟んだ前後一週間の二回がお彼岸です。

お彼岸のお供え物と言えばぼた餅とおはぎが有名なお供え物です。

春はぼた餅、秋はおはぎと呼ばれる楕円形の餅にあんこが付いた餅を供えますが実はぼた餅もおはぎも同じものになります。

季節の花である春の牡丹、秋の萩に例えられて呼び名が付けられました。

砂糖も小豆も高価だった時代に、先祖におはぎやぼた餅を供えることは、供養する真心を大切にしなくてはいけないという思いからお供え物になったとも言われています。

お盆のお墓参りとは違い、決まりがないので通常のお供え物におはぎやぼた餅を加えれば、しっかりと先祖にその思いやりが伝わります。墓地を掃除し、雑草を取り除き、先祖と共にお彼岸を気持ちよく迎えたいものです。しっかりと先祖と向き合い、家族と一致団結しながらお墓参りをしましょう。

祈りを捧げるお墓参りの作法

感謝の祈りを捧げる場、精神の拠り所となる神聖な場所こそ先祖が眠るお墓です。命と命が繋がって来たのは先祖が居たからです。亡くなった故人を供養し感謝の気持ちを伝えるお墓参りですから、特別な礼儀作法は必要ではありません。

派手な服装に気を付けて清潔感のある服装を選ぶようにしましょう。お盆の時期の墓参りでは浴衣を着た子供や女性を見掛けます。きっとご先祖も成長した喜びをどこかで見守ってくれているに違いありません。

一般的なお供え物に加えて持っていきたいものはゴミ袋です。必ずお供え物を持ち帰るようにとお寺や墓地に注意書がありますから一枚はゴミ袋を持っていくと役立ちます。お寺の中にお墓がある場合は必ず住職に挨拶をするようにしましょう。

お参りする順番としては故人に近い順に始めます。ろうそくの火を消さないようにお参りし、冥福を祈ると同時に近況報告を兼ねて心の中で先祖に話し掛けるように静かにお参りするのが基本的作法になります。

この記事を書いた人

株式会社日比谷花壇 
フューネラルプロデューサー
金澤 和央(カナザワ カズオ)
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