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オハナクラブでは毎月、その月にまつわる花についてご紹介します。その月にきれいに咲く花、店頭で手に入りやすい花、誕生花や花にまつわる記念日等、贈り物や亡くなった方へのお供えの花を選ぶときに参考にしてみてください。
11月に入ると冬の花が出回り始めます。春や夏に比べると花の種類は少なくなりますが、秋・冬らしい花をお店で見かけることができます。肌寒い日が増え、心もなんだかさみしくなる季節にぴったりな、あたたかい気持ちになるようなお花をご紹介いたします。
※記事の中で花言葉をいくつか紹介していますが、花言葉には諸説あります。 参考程度にお読みください。
名前の通り布の種類「フランネル」のようなふわふわとした質感が特徴的なお花です。花屋では通年で回っており、手に入れやすいお花ですが、冬のブーケにピッタリな印象があります。水が下がりやすい(水が落ちやすい、ぐったりしやすい)ので、こまめに水をかえて切り戻しを行いましょう。うまくいけば1週間程度は楽しめるお花です。
別名「ダイヤモンドリリー」でもおなじみの、ヒガンバナ科のお花です。正確には、花びらがキラキラした品種をダイヤモンドリリーと呼んでいるそうです。「リリー」とついていますが、ユリの仲間ではありません。ヒガンバナやアガパンサスが同じヒガンバナ科の花となります。10~12月が旬で、比較的寒さにも強いお花です。茎に葉がついていないので水も下がりにくくお手入れはしやすいです。茎はまっすぐ切って、お水は少なめに生けると長生きします。
5~6月に花を咲かせるノバラが実をつけて、赤い実の枝ものとして流通し始めるのが11月ごろです。ノバラは日本の原種で、小さな白い花がかわいらしい植物です。枝が大きく広がり、存在感があります。赤い実はクリスマスリースなどにも使われて、冬を想起させます。枝にトゲがあるので取り扱いには注意が必要です。
日比谷花壇のお葬式では、毎月おすすめの切り花、枝もの花材をご用意しております。お葬式の装花や、献花、出棺前のお別れ花にご利用いただけます。お葬式に季節のお花を使うと、1年2年と年がめぐったときに、花屋の店頭で、道端で、故人さまやお葬式のことが偲ばれます。
両方とも秋を代表する花です。色も華やかで、献花や受付などに使うと元気がもらえそうです。花はナマモノですから、市場の状況や天候によっても提供できる種類が限られてきますが、特にネリネは色のバリエーションもあります。コスモスは秋になると道で見ることができるお花なので、葬儀で使うと1年後、故人さまのことが偲ばれます。
アセビは店舗でも入手しやすい枝ものです。鮮やかな緑色の枝で、枝ものアレンジなどにも使用しています。紅葉ヒペリカムは、切り花の実として人気のヒペリカムが紅葉した枝です。冬らしくあたたかい色合いになった枝もので会場を装飾すれば、あたたかな雰囲気に包まれます。
愛知県でマム(キク)の普及活動を行っている団体「オプティマム」が制定した記念日です。11(いい)月6(マム)日の語呂合わせで制定されました。11月はまだキクの旬で、きれいに咲いた切り花が出回っています。お墓や仏壇のためだけではなく、かわいらしく美しいキクに注目してみてください。
岐阜県でサボテンなどの生産加工を行う会社によって制定されています。11月20日ごろから霜が降りはじめ、多肉植物が霜をまとった姿に美しく変身することからこの日に定められました。近頃は手軽に手に入れられるようになった多肉植物。水をあげなくてもたくましく生きる多肉植物なら、お花を育てるのが苦手な人でも楽しく育てられます。
毎日のお供えに、月命日だけのお供えになってしまったけれど、節目の法事に飾る花を…様々な理由で、お悔やみの花を用意することがあると思います。お悔やみのお花に厳しいルールはありません。基本的なルールとともに、11月のお供えにおすすめのお花を紹介します。
・色亡くなってから四十九日までは白のみ四十九日を過ぎてから一周忌まで白とグリーン一周忌が過ぎてからは淡い色を差し色にいれる
・気を付けること仏教では殺生を連想するものを避けます。具体的にはバラのようなトゲのある植物や、ヒガンバナのような毒のある植物を避けます。また、ご自宅にペットがいるご家庭に花を贈る場合も注意が必要です。ユリや球根類はペットにとって猛毒で、生けられているお水を口にするだけでも死に至る場合があります。毒のない植物を選んで贈るとよいでしょう。
色や種類の慣習は、気にしすぎる必要はありません
花屋に「秋らしい花は?」と聞くとはじめに名前が挙がるような、秋を代表するお花です。咲き方にも色々な種類があり、秋の間楽しむことができます。印象的な花姿は存在感が強く、仏壇や供養スペースに一輪生けるだけでもじゅうぶんです。
9月ごろから旬が続くダリアは11月にも楽しめます。咲き方や色が多様で、花屋で選ぶだけでも楽しいお花です。ダリアも大きな花姿が存在感を発揮し、一輪生けるだけで十分なお花です。少し水が下がりやすく、長持ちさせるのが難しいお花ではありますが、茎をまっすぐに切って少ないお水で楽しんでください。
日比谷花壇のお葬式のコラムでは、花とお悔やみにまつわる記事を多数ご用意しております。お供えの花、お悔やみの花を選ぶ際の参考にしてみてください。
亡くなった人をお花で供養するのはどんなとき?|日比谷花壇のお葬式>>仏花・お供えの花の飾り方|日比谷花壇のお葬式>>ペットが亡くなった時に供える花|日比谷花壇のお葬式>>
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一年の全ての日には「誕生花」があります。色々な説があり、ご紹介するもの以外にも誕生花として設定されているものもあります。由来の多くはギリシャ・ローマ神話で、その神話に関係ある花とその日付を結びつけて贈り物の花を選んだ文化が「誕生花」として残っているようです。ここではいくつかご紹介いたします。
日本原産の花木で、11月から12月にかけて花を咲かせます。冬の時期に花を咲かせる木はめずらしく、童謡にも出てくる有名な花です。花言葉には「なごむ心」があります。その日が誕生日の方や、記念日にサザンカを探しに行ってはいかがでしょうか。
上品な花姿が印象的で、ブーケなどによく使われるお花です。名前の通り襟のような形をしています。実はサトイモの仲間で、花として出回っているものがカラーです。サトイモも似たような形の花を咲かせます。花言葉は「熱意」。旬は春ですが、冬でも手に入れることは可能です。一本だけをプレゼントしても形になります。
参考:365日の誕生花・花言葉・由来について|ヒビヤカダンドットコム(日比谷花壇が運営する通販サイトに移動します)
茎の切り口からバクテリアが発生します。花瓶の中はバクテリアが繁殖しやすく、花が枯れる原因になります。こまめに水を換えることで、バクテリアの繁殖を防ぎ、花が長持ちします。店頭で切り花を購入するともらえるお花の長持ち剤も適切な量を守って併用することで、バクテリアの繁殖を防ぐことができます。
花瓶の内側を触ってぬめりを感じたら、食器用洗剤とスポンジで洗います。(花瓶の素材にあったものをお使いください)せっかく水を換えても、花瓶の内側に汚れが残っていると、花が早く枯れる原因になります。
水に浸かる部分にある葉は切り落とします。葉から腐って、茎全体の腐敗がはやく進行してしまいます。また、葉を落とすことで花に十分に栄養がいきわたるので、元気に長持ちします。
私たち人間が心地よいと感じる環境は、植物にとっても心地のよい環境です。・風通しが良い・直射日光が当たらない・エアコンの風が直接あたらない・気温の変化が少ない部屋の中でもこのような条件がそろっている場所に置くことで長持ちします。
日本では12月~1月ごろには春の花が出回り始めるため、その前の秋のお花の最後のシーズンが11月です。秋らしいお花は、質感がもこもことしていてあたたかい気持ちになるようなものが多くあります。その分お手入れが難しいお花もありますが、夏同様にこまめな水替えと切り戻しで長持ちします。寒さに心が寂しくなるような季節も、お花から元気をわけてもらって穏やかに過ごせそうです。
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