老後も充実!シニア起業のススメ

自分の人生で培ってきた経験と人脈が活用できる

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社会における仕事において、経験やスキルは成功へと導く重要なポイントともいえます。
シニア世代が改めて起業する上で最も心強い武器になるのが、それまでの人生で培ってきた経験とスキルです。

起業をする時に、自分がどういった仕事に向いているのかわからないという人も少なくないでしょう。
そこで、まずは人生の棚卸しをすることが重要になります。
人生の棚卸しとは、それまで生きてきた自分の人生を振り返ってどういう経験を重ねてきたのかを見つめ直す作業です。
自分自身を客観的に見つめることで、自分ができること、向いているであろう仕事がおぼろげながらわかってきます。

そのほかにも、自身が人生で築き上げてきた人脈というのも起業における重要なポイントです。
仕事を始める時に全てを一人で行うのは難しく、周りのサポートがあって成功へと繋がるといえます。
こういった人生経験を有効に使えるのもシニア世代の起業の強みです。

成功するために未開拓の分野に目を向ける

新たに起業をする時に、それまでの経験を生かすために得意分野の業種に目を向けるといった人は少なくありません。
知識や経験を積んでいるといった意味ではそういった選択は間違いではないでしょう。
しかし、そういった形で起業を決めてしまうとライバルが多くいることも考えられます。
ライバルが多ければ、それだけ競争率も高くなり成功への道も険しくなるのです。

そのため、起業においての成功の鍵はライバルの少ない未開拓の分野に目を向けることといえます。
インターネットの普及によって全く予備知識が備わっていない業種であっても気軽に調べることが可能です。

そのほかにも、SNSなどを利用した交流などで情報を共有することで、自分が起業しようとしている分野について経験者からのアドバイスを受けることもできます。

新しい分野に挑戦することに不安を感じる人もいるかもしれませんが、情報と人脈をフル活用することが成功に繋がるのです。

新しいスタートを切るという意識を忘れない

新しく起業をする上で忘れてはいけないのが、新しい人生をスタートさせるという心構えです。
シニア世代のそれまで培ってきた経験や身に付けたスキルは、人生における大きな財産といえます。
しかし新たに起業を始める時に、それまで勤めていた会社での役職や立場を振りかざすのはマイナスです。
起業した会社を成功に導くためには、周りのサポートと誠実さは欠かせません。

自分の新しい会社を知ってもらうために、それまでの人脈を活用して以前勤めていた会社の取引先などに赴いて改めて挨拶をするケースも少なくありません。
この時に、過去の肩書きを振りかざして上からの物言いで話をしてしまうと相手は不快に感じます。
相手と誠実に向き合うのであれば過去の力関係や肩書きは捨てることが大切です。

せっかく起業をするのですから、社会人1年目くらいの心持ちで0から新しく肩書きや経験を積み上げていくことを楽しむくらいの気持ちでいることが成功に繋がる第一歩といえるでしょう。

起業することで得られるやりがいと生きがい

シニア世代で起業をした多くの人から人生が変わったという声が聞かれます。
これは、それまで会社に雇われていた立場から経営する立場に変わることで、精神的な面での変化が理由に挙げられるでしょう。
雇われの身でも経営者の立場であっても、仕事においてのストレスや苦労は同様に起こります。
しかし自分が経営する立場になると、これらの問題を自分自身で解決することができるのでストレスを溜めることも少なくて済むのです。
そのほかにも、顧客と直接やり取りをすることも多く、仕事における達成感を感じやすく、それがやりがいや生きがいに繋がるのです。

年齢による定年もなく、自身が望むのであれば生涯仕事を続けられることも起業におけるメリットといえます。

仕事を通じて社会に貢献できるというやりがいを感じられて、生活面での安定も得ることができる起業はシニア世代におすすめです。

この記事を書いた人

株式会社日比谷花壇 
フューネラルプロデューサー
金澤 和央(カナザワ カズオ)
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