遺品整理の進め方・業者の見つけ方

遺品整理はどうやって進めるの?
業者に頼むときは何をしたらいいの?

大切な家族が亡くなって、息つく暇もなくやることになりがちなのが遺品整理です。
やらなければいけないとわかっていても、気持ちや体力が追いつかず手が付けられないという方も多いかと思います。

このページでは、遺品整理をするにあたって迷ってしまうこと、必要なことについて簡単に書いてありますので参考にしてください。

遺品整理の進め方

遺品整理はいつから始めたらいいのか

さて、遺品整理とは一体いつから始めたらいいのでしょうか。結論から言うと、始める時期に決まりはありません。賃貸や施設の退去など、終わらせなければいけない日が決まってしまっている場合もあります。ない場合は四十九日が終わった時や一周忌が終わった時などきりのいいタイミングで始めたいかもしれません。どちらにせよ、やりたいと思った時が始め時です。

葬儀で体が疲れていたり、悲しみが癒えていなかったりすると思います。時間が許すのであれば無理をせずに始めることが大切です。ただ、遺品整理をすることによって気持ちの整理がつく場合もあります。

自分で遺品整理をするか?専門の業者に頼むか?

自分で行った場合と、業者に頼んだ場合でそれぞれメリットとデメリットがあります。

  自分でおこなったとき 専門業者に頼んだとき

メリット

・お金がかからない
・時間をかけてゆっくりできる
・大切な書類や個人情報の見落としが少ない

・買取によってお金になるものが見つかる可能性がある。
・重いものなどの移動も任せられる。
・大切な書類などの見分けがつく

デメリット

・体力をつかう
・重いものの移動などを自分でやらなければならない
・資産になるものを処分してしまう可能性がある

・業者を探すのがむずかしい
・形見分けなどを事前に指示する必要がある

自分で遺品整理をする場合にすること

■家財・日用品の処分

大きな家具はリサイクルに出したり、不用品回収に出したりする。
小さな日用品は分別して処分する。
遺品整理で処分するものの約三分の一は家財だといわれています。

■貴金属・切手などの換金

これらは買取に出すことでお金になります。
買い取り専門店に持ち込むことで換金できます。
また、出張買取の業者を選ぶこともできます。

■思い出の品の整理

お金にはならないが、処分できないものを家族で分けます。
大きな割合を占めるのが写真で、遺品整理で整理するものの20%は写真だとも言われています。

■個人情報や重要な書類の分類・処分

手続きや相続で必要なものとそうでないものを分類します。その中の不要なもので、そのまま処分できないものはあらかじめ抜いて、内容がわからない状態にして処分する必要があります。

遺品整理専門業者に頼んでやってもらう場合にしておくこと

自分で遺品整理をするよりはるかに気軽なのが業者に頼むやり方です。したがって、やっておくべきこともさほどありません。

・あらかじめ個人情報などは抜いておく。
・売りたい先が決まっているものは自分で買取に出す。
・形見分けをする場合は分け方を考えておく

遺品整理専門業者の探し方

近年、遺品整理の需要が高まるにつれて消費者と専門業者のトラブルは絶えません。強引な営業や不明瞭な契約がトラブルのもとになっています。いくらトラブルが多くても、基本的には依頼主が自分で業者を探すことが原則で、自治体も助けてはくれません。

また、品物のジャンルごとに買取の向き・不向きがあります。遺品整理や買取の専門業者ごとに買い取れるものやできることが変わってきます。

<選ぶポイント>
■実績があるか
■資格を保有しているか(遺品整理士・家財評価アドバイザーなど)
■売りたいものがあればそれらの買取実績があるか
■対応は丁寧で迅速か

最も大切なことは、複数の専門業者から相見積もりを取ることです。
また、自分でよく調べて、納得できる専門業者を見つけてください。

日比谷花壇のお葬式提携 Regacy(レガシー)

日比谷花壇のお葬式では、レガシー(株式会社トレジャー・ファクトリー運営)と提携し、生前整理・遺品整理のお手伝いをしています。

日比谷花壇のお葬式がご紹介できる、遺品整理・生前整理の専門業者です。

レガシーは、株式会社トレジャー・ファクトリーが運営する終活/遺品・生前整理サービスです。グループ200以上の実店舗の強みを生かして、家財などを資産に変えて片づけるお手伝いをいたします。

2022年の10月には、トレジャー・ファクトリーより講師をお招きし、家じまいについての講演をしていただきました。その様子はこちらでご覧いただけます。

講演の様子を見る

納得できる遺品整理を

遺品整理は故人様との一番最後のお別れの時間です。最も大切なことは、ご家族が納得して遺品整理を進めることです。
なにかお困りのことがありましたら、ぜひ日比谷花壇のお葬式までお電話ください。

この記事を書いた人

株式会社日比谷花壇 
オハナクラブ編集部
オハナクラブ編集部(オハナクラブヘンシュウブ)
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