定年後の「田舎暮らし」の注意点

定年後の田舎暮らしに必要となるお金の注意ポイント

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都会で長く暮らしてきた人にとって、田舎での生活には憧れがあります。自然豊かな田舎で、定年後はゆっくりと暮らそうと考える人たちもいます。ただし、実際に田舎暮らしを始める以上は、現実とも向き合う必要があります。
定年後に田舎へと引っ越して暮らす上で、生活費の面は十分な配慮が必要です。田舎は都市部と比べて収入が得られる手段が少なく、生活費をまかなうための手掛かりがなければなりません。定年後であればある程度貯蓄に余裕があるものの、新たに収入を得る必要があるとなると、田舎暮らしではハードルが高いです。そのため、定年後に田舎へと移住してから数年以上経過して、生活費に困るといった事態も想定が求められます。
憧れの田舎暮らしを始めるにあたり、シビアな金銭管理は心掛けるべきです。生活に必要な出費を算出し、それを貯蓄や田舎での収入でまかなうことができるかどうかについて、正確なプランを立てると安心です。

田舎暮らしでトラブルとなる人間関係の注意ポイント

日々の生活で起こりうるトラブルとして、人間関係には注意が必要です。人が生きていく上で、他者との接触があります。都市では人間関係がドライで希薄である事が多いです。集合住宅で暮らしていても、周りにどのような人が住んでいるのか名前も知らない場合が多いです。しかし定年後に田舎暮らしを始めてみると、密接な人間関係に戸惑う場面がよくあります。
田舎での濃厚な人との関わり合いに慣れていないと、トラブルが起こりがちです。確かに密接な人間関係は、プライバシー侵害との受け取り方もあります。
ただし、田舎で親密な人間関係を持つことは、助け合って自身の身を守るための生活の知恵でもあります。いざという時、定年後の田舎暮らしで助けになるのが近隣の人たちです。もしトラブルが生じたとしても、普段の付き合いがあれば、いざという時に支援が受けられます。田舎暮らしでの人間関係が楽しめるようになれば、地元に自然と溶け込めます。

交通手段の少なさに注意しておきたい定年後の田舎での暮らし

定年を迎え田舎へと引っ越してきた人が戸惑うのが、交通手段の少なさです。都会では、鉄道やバスなどの交通手段が発達しています。気軽に移動に利用できる公共交通インフラが都市部には十分に整っていて、移動コストもずいぶん安いです。
しかし田舎では、鉄道やバスの利用が不便な場所が多々あります。路線によっては、1日のうちに利用できる便数が数えるほどといったケースも存在します。また都市部に比較すると、公共の交通手段の利用でかかる費用負担も大きい傾向にあります。このような背景から、田舎ではマイカーを所有する人が多いです。マイカーの維持には費用がかかり、その負担をあらかじめ考慮しておかなければなりません。
ただし、田舎での生活に次第に慣れてくれば、限られた交通手段を有効活用するノウハウが身につきます。ポイントを押えて交通手段を使い分ければ、定年後の田舎暮らしの不便は軽減可能です。

田舎暮らしで重要となる住宅選びの注意点

定年から田舎で暮らし始めようとすると、住まいの確保が必要です。都市に比較して地方は不動産価格が安いため、住宅の選択肢が広いのがメリットです。憧れの田舎暮らしを楽しむなら、大きな畑がある住宅を購入するのも方法です。しかしいざ田舎暮らしを開始すると、理想と現実では違いに直面します。
注意点として、生活スタイルにあった間取りの家を選ぶのがポイントです。定年後の住宅の資金に余裕があるからといっても、あまりに広い間取りの家を選ぶと、その維持管理が大変です。
さらに中古住宅物件を選ぶ際には、どの程度老朽化が進んでいるかもチェックしておくべきです。外見上は問題ないように見えても、長年の風雨に晒されて内部が傷んでいるケースが多いです。この場合、リフォーム費用の負担が大紀伊です。そこで田舎暮らしに備えての、計画的で慎重な住宅選びが大切です。

この記事を書いた人

株式会社日比谷花壇 
フューネラルプロデューサー
金澤 和央(カナザワ カズオ)
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