心も洗われる!お墓のお掃除を徹底的にやってみた。

お墓掃除をやってみましょう!

みなさん、突然ですが、お家のお墓は掃除していますか?
お盆前に掃除をする方が多いと思いますが、最近の夏は暑すぎて、熱中症などが危険だったりします。
気候の良い日を選んで、お墓参りを兼ねて、お墓掃除を定期的に行うことをお勧めします。
この記事では、お墓掃除の準備やコツなどを実際にやってみた動画などを踏まえて紹介していきます。
お掃除の道具もいつもより準備をしてみるとお墓がもっとピカピカになって、一緒に心も洗われます!
気が向いたときにぜひやってみてください。

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本格派!お墓掃除に準備するものは

普通にお墓を掃除するだけであれば、お墓の管理事務所にあるバケツやたわし、ほうきとちりとりなどで済みますが、長年溜まった汚れなども落とすことを考えるとさらに以下のものを用意しましょう。

あったらより綺麗に掃除できるもの

より綺麗にするために、こんなアイテムを使いました。

・お風呂用洗剤
・歯ブラシ(なるべくヘッドが小さいもの)
・鉄製のヘラ
・スポンジ
・ブラシ
・タオル
・ハサミ(お花の茎を切り揃える用)
・お花束・線香などのお供え物

掃除の手順

まずは、細かい部分の汚れを落としましょう。

彫りの部分の汚れを落とす

彫りの中は結構汚れが溜まります。

長年経過すると、名前や家紋などの「彫り」の部分に汚れ溜まり、黒ずんできます。
この部分を洗剤と歯ブラシを使って綺麗に落としていきましょう。
溜まっていた汚れが黒い泡となって、どんどん落ちていくのがわかります。
歯ブラシは細かいところまで届くよう、子供用などのヘッドの小さなものがよいかもしれません。
磨き終わったら、水をかけて洗剤をしっかりと落とします。

石の隅のコケを落とす

見逃しがちですが、こんなところも掃除するポイントです。

鉄のヘラを用意しましょう。ヘラをつかって隅っこに生えているこコケや汚れなどを取り除いていきます。

墓石を磨く

仕上げにピカピカに磨きます。

大きな汚れが取れたら、次は、スポンジとブラシを使って水洗いをします。お風呂で背中をあらってあげるようにゴシゴシと磨いていきましょう。
花入れも動かして汚れをとります。重いのでご注意ください。
花入れの下は滅多に動かすことはないと思いますが、かなり黒ずみが溜まっているかと思います。しっかりとブラシで磨いてあげましょう。
最後の仕上げに綺麗になった墓石をタオルで拭き上げます。
掃除する前と比較すると、ピカピカになったことがわかるかと思います。

お供えをする

きっとご先祖様も喜んでいます。

お掃除が終わったら、花をお供えしましょう。
ちょうどいい大きさになるようにハサミで茎を切りそろえて綺麗に飾ります。
お供えしたお花に水をたっぷりいれてあげましょう。
お線香とお菓子などをお供えして、お墓に向かってお祈りをして、お墓掃除とお墓参りは完了です。
かかった時間は全部合わせてだいたい1時間程度です。

まとめ

コロナ禍の中、外に出かける用事も少なくなった今、こういったちょっとした目的を持って外で静かな時間を家族で過ごすのもまた豊かな経験になりました。
自分自身の気分も晴れやかになり、あらためてお墓や先祖の供養の意義を感じることができました。
是非、みなさんも試してみてください。

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この記事を書いた人

株式会社日比谷花壇 
フューネラルプロデューサー
金澤 和央(カナザワ カズオ)
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