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オハナクラブでは毎月、その月にまつわる花についてご紹介します。その月にきれいに咲く花、店頭で手に入りやすい花、誕生花や花にまつわる記念日等、贈り物や亡くなった方へのお供えの花を選ぶときに参考にしてみてください。
9月はだんだんと気温が落ち着いてゆき、街は秋の様相へと変化していきます。夏の間には中断していたけれど、またご自宅にお花を飾り始めるという方も多いかもしれません。まだまだ夏のお花も見られる季節ですが、秋や冬のお花も顔を見せる時期です。鮮やかに変わっていく季節をお楽しみください。
※記事の中で花言葉をいくつか紹介していますが、花言葉には諸説あります。 参考程度にお読みください。
秋を代表するお花の一つです。大きく華やかな姿が印象的で、一本を花瓶に生けるだけでもおうちの中で存在感を発揮します。丈夫なお花ではありませんので、涼しくなってきたころに飾ることをおすすめします。世界には2~3万種のダリアがあるそうで、品種数の多さは世界で一番だと言われています。様々な色や形のダリアを店頭で見ることができます。茎が腐りやすいので、切るときは茎に対して垂直にまっすぐカットして、少なめのお水に生けます。こまめに水を取り替えることによってより長持ちします。
2021年東京五輪のビクトリーブーケにも使用されたお花です。8月ごろから出回り、秋を代表するお花です。青みの強い紫の種類が人気ですが、店頭では淡い紫や白いリンドウを目にすることもあります。
たっぷりのお水に生けてあげることで長持ちします。また水に浸かってしまう部分の葉や花は取り除きます。もったいないですが、茎が早く腐る原因となり結果的に花全体が早く枯れてしまいます。
アキイロアジサイという名前の品種があるわけではありません。初夏に咲いて時間をかけてアンティークな色合いに変化していったアジサイのことをさします。旬の時期に咲いたアジサイとはまた表情をがらりと変えて、秋にピッタリなヴィンテージ・アンティーク風の色合いが印象的です。
日比谷花壇のお葬式では、毎月おすすめの切り花、枝もの花材をご用意しております。お葬式の装花や、献花、出棺前のお別れ花にご利用いただけます。お葬式に季節のお花を使うと、1年2年と年がめぐったときに、花屋の店頭で、道端で、故人さまやお葬式のことが偲ばれます。
日比谷花壇のお葬式では10月までヒマワリを季節のお花としておすすめしております。コスモスは秋を代表するお花です。きゃしゃな姿がとても印象的で、道端で見かけると季節を感じます。季節感あふれるお花を葬儀で使用することによって、生活の中で故人さまを偲ぶことができます。
9月におすすめの「フォックスフェイス」はその通称の通りキツネの顔のような実をつける「ツノナス」という名前のナス科の植物です。ドウダンツツジとキイチゴは夏から引き続きご案内しております。どちらも鮮やかな緑の葉をつける枝もので、会場の雰囲気がさわやかになります。
9月9日は五節句の最後「重陽の節句」です。五節句にはそれぞれ縁の深い植物があり、重陽の節句はキクの節句としても親しまれています。キクは古来中国より邪気を払う花といわれています。無病息災を願ってキクを飾ったり、キクを浮かべたお酒を口にしたりします。
ホワイトデーからちょうど半年の日がコスモスの日とされています。
愛を確かめ合うために、秋を代表するお花であるコスモスを贈るそうです。基本的に記念日は団体などが制定をするものですが、実はコスモスの日は制定の由来がはっきりしていません。この時期になれば、店頭でコスモスの切り花を手にいれやすくなります。大切な人へコスモスを送ってみてはいかがでしょうか。
法律で定められた国民の祝日「敬老の日」は「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」日とされています。ご自身の身近な人生の先輩へ、感謝の気持ちを込めてお花を贈るのもすてきです。日比谷花壇では、敬老の日にぴったりなお花もご用意しております。お手入れが簡単なスタンディングブーケ「シュシュフルール」などもございますので、ご利用ください。
お彼岸は仏教の考え方で「彼岸(ご先祖さまたちがいまいる世界)」と「此岸(私たちが住んでいる世界)」が一番近づく時期とされ、3月と9月の年2回あります。ご先祖様を思ってお墓参りをすることで故人さまが偲ばれ、供養となります。春と秋の彼岸では、お供え物の名前などが変わります。くわしくはこちらの記事もご覧ください!春のお彼岸とは|オハナクラブ>>
毎日のお供えに、月命日だけのお供えになってしまったけれど、節目の法事に飾る花を…様々な理由で、お悔やみの花を用意することがあると思います。お悔やみのお花に厳しいルールはありません。基本的なルールとともに、9月のお供えにおすすめのお花を紹介します。
・色亡くなってから四十九日までは白のみ四十九日を過ぎてから一周忌まで白とグリーン一周忌が過ぎてからは淡い色を差し色にいれる
・気を付けること仏教では殺生を連想するものを避けます。具体的にはバラのようなトゲのある植物や、ヒガンバナのような毒のある植物を避けます。また、ご自宅にペットがいるご家庭に花を贈る場合も注意が必要です。ユリや球根類はペットにとって猛毒で、生けられているお水を口にするだけでも死に至る場合があります。毒のない植物を選んで贈るとよいでしょう。
色や種類の慣習は、気にしすぎる必要はありません。
9月に記念日が制定されているほど秋を彷彿とさせるお花です。コスモスという名前はギリシャ語で「秩序」「美しい」を意味する「Kosmos」が由来とされています。宇宙を意味する「cosomo」もギリシャ語のkosmosを由来としており、なんだかそのむこうに大きな宇宙が広がっているようです。
つぼみがぷくっと膨らむ様子が風船のようなキキョウは、夏から秋を代表するお花です。つぼみの姿から名前をとって英語では「baloon flower」というそうです。しとやかなその姿は仏壇に一輪生けられているだけでも存在感を発揮してくれます。
日比谷花壇のお葬式のコラムでは、花とお悔やみにまつわる記事を多数ご用意しております。お供えの花、お悔やみの花を選ぶ際の参考にしてみてください。
亡くなった人をお花で供養するのはどんなとき?|日比谷花壇のお葬式>>仏花・お供えの花の飾り方|日比谷花壇のお葬式>>ペットが亡くなった時に供える花|日比谷花壇のお葬式>>カテゴリ|葬式の花の知識|日比谷花壇のお葬式>>(日比谷花壇のお葬式サイトへ移動します)
一年の全ての日には「誕生花」があります。色々な説があり、ご紹介するもの以外にも誕生花として設定されているものもあります。由来の多くはギリシャ・ローマ神話で、その神話に関係ある花とその日付を結びつけて贈り物の花を選んだ文化が「誕生花」として残っているようです。ここではいくつかご紹介いたします。
花言葉には「信頼」があります。大切な人の誕生日などにおすすめです。年中入手しやすいお花ですが、旬は9月です。葬儀や仏壇・墓の印象も強いかもしれませんが、近年は様々な色や形の種類のキクが生まれています。日本うまれのキクを「和菊」、西洋生まれのキクを「洋菊・マム」などと言ったりしますがどれも「キク」の仲間です。
ご家庭のお庭やお寺などで見かけることがある木です。落葉樹の小高木で、樹皮はとてもつるつるしています。サルが登ってもすべってしまうような幹が名前の由来だそうです。夏から秋にかけて、きれいな赤やピンクの花を咲かせます。花言葉は「雄弁」。基本的には地植えの木なので、きれいなサルスベリを見かけたら写真を撮って送るのもすてきです。
参考:365日の誕生花・花言葉・由来について|ヒビヤカダンドットコム(日比谷花壇が運営する通販サイトに移動します)
茎の切り口からバクテリアが発生します。暑い夏は、花瓶の中でバクテリアが繁殖しやすく、花が枯れる原因になります。夏は1日に一回水を換えることで、バクテリアの繁殖を防ぎ、花が長持ちします。
店頭で切り花を購入するともらえるお花の長持ち剤も適切な量を守って併用することで、バクテリアの繁殖を防ぐことができます。
花瓶の内側を触ってぬめりを感じたら、食器用洗剤とスポンジで洗います。(花瓶の素材にあったものをお使いください)せっかく水を換えても、花瓶の内側に汚れが残っていると、花が早く枯れる原因になります。
夏に限ったことではありませんが、水に浸かる部分にある葉は切り落とします。葉から腐って、茎全体の腐敗がはやく進行してしまいます。また、葉を落とすことで花に十分に栄養がいきわたるので、元気に長持ちします。
私たち人間が心地よいと感じる環境は、植物にとっても心地のよい環境です。・風通しが良い・直射日光が当たらない・エアコンの風が直接あたらない・気温の変化が少ない部屋の中でもこのような条件がそろっている場所に置くことで長持ちします。
気温が高いと水が温まってしまうことも気になるかもしれませんが、冷たすぎる水も植物にはあまりよくありません。
暑さも落ち着いてくると、秋のお花がたくさん出回ってきます。先に書いたように夏は暑くてすぐ枯れてしまうのでお花を飾るのをやめていた、という方も多いかもしれません。秋らしく涼しげなお花や、紅葉した葉、紹介したような旬を迎える花などから花のある生活を再開してみてください。
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