【葬儀・葬式の挨拶】弔問客・会葬者編

葬儀や通夜での挨拶について

【葬儀・葬式の挨拶】弔問客・会葬者編 class=
葬儀や通夜での挨拶は礼儀を重んじる日本人にとってとても重要な礼儀です。
そこで告別式・通夜など葬儀全般における挨拶について考察していきます。
弔辞やお悔やみの言葉・喪主の挨拶などは葬儀社からの指導や親族たちからのアドバイスによって事前に準備していますが、奉書(弔辞をしたためた紙)がないと咄嗟に思い出せないのが現状です。そこでポイントを押さえる事で、万が一、奉書(弔辞をしたためた紙)を忘れてもキチンと挨拶出来るように支度をしておきます。ポイントの一つとして忌み言葉に注意して、度々・重ねて・しばしば・続いてなど死や不幸が繰り返される事を連想させますので使用しないようにします。例文が葬儀社やマナー本・インターネットにあふれていますので活用する上で非常に便利ですが、弔辞や遺族への挨拶などはそのまま引用するのではなく出来るだけ自分の言葉を交えて伝えると良いですね。葬儀の中でもTPOをわきまえた言葉を発すればマナーのしっかりした人物に映ります。

お通夜の席での弔辞とお悔やみについて

お通夜の席では手短に挨拶するのが重要で、会葬者としてお悔やみを伝えるなら受付で「ご愁傷様でした」「この度は突然の事で驚きました」など話した後に深く頭を下げます。
弔問客と会葬者の違いは、霊安室・自宅へ赴いて「お悔やみ」を伝えに来るのが弔問客で、会葬者は葬儀全般に出席された方を指します。
本来は告別式に会葬出来ない場合に通夜に出席するのですが、都市部では昼間は仕事で都合が付かない理由から通夜に出席する方が多く見受けられます。告別式が本式になりますので通夜では本来弔辞は行われませんが、通夜に出席する方が多ければ依頼するケースもあるかもしれません。
弔問する場合は家族葬だからと辞退する遺族もいますので事前に確認してから訪問するのがベストです。基本的に会葬者に遺族が見送りする事はありませんので「お悔やみ」は始めの挨拶で行います。故人の死因や病状などは気になっても遺族側が話さなければ無理に質すのは禁物です。

告別式での弔辞や挨拶について

会葬者として出席する場合は告別式も通夜同様に「ご愁傷様です」「胸中お察し致します」「心からお悔やみ致します」など受付や遺族に対して簡潔に挨拶します。キリスト教の場合、死は不幸ではないので「安らかな眠りをお祈り致します」と伝えます。
弔辞を依頼されたら内容のポイントとして始めの言葉・故人との思い出・遺族へ悔やみの言葉・結びの言葉になります。一番悩む結びの言葉はシンプルに「ありがとう」「さようなら」「安らかにお眠り下さい」などが相応しいかもしれません。
葬儀後に弔問する場合は黒や灰色などの地味な平服が無難でフォーマルな礼服でなくても問題ありません。会葬時と同じように「ご愁傷様です」「突然の事で驚きました」など悼む気持ちを伝えて、手短に話したら早々に立ち去ります。葬儀後は精神的にも体力的にも疲れている事を察して寄り添う気持ちで接し例え高齢で亡くなっても「大往生でした」など軽々しい発言は避けます。

葬儀での挨拶のポイントまとめ

弔問客や会葬者としての挨拶は遺族を労わって「お悔やみ」を伝えるのが基本になります。焦らずに手短に伝えるのが重要ですが、定型文の「ご愁傷様です」が最も便利な文章ではないでしょうか?受付でも遺族に対しても使えるので在り来りと考えずに使います。
遺族側と会葬者では立場が違いますので、挨拶を受けるケースと行うケースで言葉遣いに注意します。共通の忌み言葉を避ける為にも事前にカンペを準備するのも良いですね。
葬儀での挨拶のポイントでは故人に対する肩書きや略歴・年月日を伝える際に間違えないように事前に下調べしておきます。間違いがあると悲しみの空気が一気にザワついてしまいますので、失礼がないように注意します。長さ的には3分程度が目安になり会葬者が立った状態で聞いている場合もありますので、長くならないように負担を掛けない配慮をします。

この記事を書いた人

株式会社日比谷花壇 
フューネラルプロデューサー
金澤 和央(カナザワ カズオ)
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